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アコースティックギターの弦を選ぶときに知っておいてほしいこと

ダダリオ、エリクサー、DR、JOHN PEARSE(ジョンピアース)…楽器店では沢山のアコースティックギター弦が売られています。

愛用アコースティックギターに合った弦選びはいくつかポイントがありますが、どんな弦を選んだら良いか分からない…といった悩みを解決できるように、今回は数あるアコースティックギターの弦選びに必要な情報をお届けします。

目次

  1. 結論
  2. 弦の素材と特徴
  3. 弦の太さ(ゲージ)
  4. ボディ形状との相性
  5. まとめ ー弦選びのポイントー

1. 結論

  • 初心者~中級者はブロンズ弦を選ぼう
  • 弦は酸化してしまうため、1~2週間で張替えよう
  • 練習用は3パック数百円~千円くらいのものを選んで練習しよう
  • ライブ用・レコーディング用は1パック数百円~千円の少し高めのお気に入りの弦を買おう

2. 弦の素材と特徴

アコースティックギター弦はブロンズ弦(80/20 Bronze)とフォスファーブロンズ弦(Phosphor Bronze)の2種類があります。見分け方は簡単で各メーカーごとにパッケージに記載されているので、購入する時にはよく見て間違えないようにしましょう。

ブロンズ弦に使用されるブロンズ(青銅)とは、銅を主成分としてスズを含む合金です。フォスファーブロンズ弦に使用されるフォスファーブロンズ(リン青銅)とは、ブロンズ合金の中に少量のリンを含有した合金です。

双方きらびやかなサウンドが出ることが特徴ですが、 フォスファーブロンズ弦 がより際立ったきらびやかさがあることが特徴です。

フォスファーブロンズ弦を使用すると音のきらびやかさが際立つ反面、ノイズも倍増されるためは 初心者~中級者は ブロンズ弦がオススメです。

ポイント

  • 弦はブロンズ弦とフォスファーブロンズ弦がある。
  • 初心者~中級者はブロンズ弦を選ぼう

3. 弦の太さ(ゲージ)

弦の太さ(ゲージ)は4種類あります。エキストラライト、カスタムライト、ライト、ミディアム、この4種類が基本的な太さになります。一般的な太さ(ゲージ)はライトですが、女性やリードギターとして活用する場合はエキストラライトがオススメです。

また、弦が太くなるほど1音が大きくなり低音が太くなり、細くなるほどチョーキングがしやすくなるといったメリットがあるため、用途によってギターの形状と弦の太さを選ぶことが大事になります。

ポイント

  • 弦の太さ(ゲージ)は4種類
  • 一般的な太さ(ゲージ)はライトゲージ
  • 用途によって弦の太さ(ゲージ)を選ぶ

4. ボディ形状との相性

アコースティックギターのボディ形状によってもギターの太さ(ゲージ)が活かしやすい、活かしにくいがあるのでその点にも注意が必要です。Dタイプはライト~ミディアムゲージがオススメ、Oタイプはエキストラライト~ライトゲージがオススメです。

ポイント

  • Dタイプはライト~ミディアムゲージがオススメ
  • Oタイプはエキストラライト~ライトゲージがオススメ

5. まとめ ー弦選びのポイントー

弦を購入する時は「アコースティックギターとの相性」と「目的」を優先して選びましょう。愛用アコースティックギターのサイズを考慮してどんな演奏をするかによって弦の素材と太さを選びましょう。

また、弦には銅が使われており、日々酸化してしまうため定期的に張り替えることが必要です。凡そ1週間~2週間で張替え時きらびやかな音が減少してしまうため、金額と相談しながら弦を使い分けましょう。

練習用・ライブ用・レコーディング用と使い分けて張りなおして、常に最適なパフォーマンスが発揮できることが上達のコツです。

練習用は3パック数百円~千円、ライブ用・レコーディング用は少し高めのお気に入りの弦を張るような選び方がオススメです。

ポイント

  • 弦は酸化してしまうため、1~2週間で張替えよう
  • 練習用は3パック数百円~千円くらいのものを選んで練習をしよう
  • ライブ用・レコーディング用は1パック数百円~千円の少し高めのお気に入りの弦を買おう