2022年現在、個人で音楽ビジネスを始める人が増えてきました。
TiktokやYouTubeなどのSNSで個人が気軽に情報発信ができるようになったことから、音楽ビジネスの形が年々変わっていて、近年、時代の波に合った新しい音楽ビジネスが生まれています。
事務所やプロダクションに所属しなくても音楽の仕事を個人で受発注できるようになった今、我々はその仕組みを理解をして、もっと自身の音楽活動に役立てなければなりません!
今回は、自分の特技を活かして音楽の仕事を受注できるようになりたいと考えている人に向けてお伝えしたいと思います。
目次
- ココナラの仕組みを理解して無料登録をしよう
- ココナラ内の音楽ビジネスを数値化して受注が多いカテゴリを見つけてみた
- ツナグ的視点で受注が多い出品の特徴を分析してみた
- ココナラで自分の特技を出品しよう
ココナラはプライベートからビジネスまでの「知識・経験・スキル」を売り買いできるスキルマーケットです。2021年7月時点の案件カテゴリは450個以上とサービスの幅が広く、会員登録数は220万人を突破している大型サービスです。日本の総人口とココナラの会員登録数を単純計算すると、2021年7月1日で日本の総人口が1億2536万人とのことなので、約57人に1人がココナラの会員登録をしている計算になりますね。
ランク認定の基準
ココナラには「出品者ランク」というものが存在しており、出品者にはそれぞれランクがつけられています。
購入者からすると金額、過去の取引数、出品者ランクをトータルで判断材料にするかと思われるため、いかにランクを上げるかの上手さも受注に影響してくるでしょう。
手数料
2022年2月現在の手数料は「販売者が税込22%で購入者が税込5.5%」となっています。
2021年4月に手数料改定があったらしいですが、これから始められる方は現在の手数料のみを覚えておくだけで問題ないでしょう。
カテゴリごとのサービス最低価格
ココナラではカテゴリーごとに出品時の最低価格が決まっています。
「音楽・ナレーション」のカテゴリーでは2022年2月現在で全12カテゴリーが存在していて、「音楽・ナレーション」の最大金額は「作曲・編曲(アレンジ)」で4,000円でした。
それ以外は1,000円か2,000円となっているので、最低価格を考慮すると「作曲・編曲(アレンジ)」が一件当たりの単価が一番高くなりそうですね。
ココナラに無料登録しよう
ここまでで説明した「ランク認定の基準」「手数料」「カテゴリごとのサービス最低価格」を理解して問題ないと感じた方は、ココナラのトップ画面右上の「会員登録」と書かれたボタンをクリックしましょう。
するとGoogleやYahooなどの別サービスのアカウントで登録するか、メールアドレスから登録するかを選ぶ画面が表示されるので好きなものを選んでクリックします。
ツナグはGoogleアカウントで登録をしたのですが、次の画面でメールアドレスやユーザー名などの6項目を入力するとすぐに登録完了となったため、あっという間に終わりました。
「会員登録」ボタンを押してから完了するまで1分も掛からなかったので、この辺りの手軽さが会員登録数220万人に選ばれている理由なのだと思います。
ここまでの情報を理解して会員登録が完了した方は直ぐに出品手続きに取り掛かることでできますが、周りの出品者よりも優れた何かがなければ受注に至ることが難しいはずです。
そこでツナグがココナラの音楽ビジネスの数値にして分析してみました。
数値は2022年2月某日の内容となっていますので、予めご了承ください。
計測当日の全カテゴリが「584,702件」の出品があったのですが、音楽カテゴリは「25,429件」だったので全カテゴリの約4.2%でした。
音楽ビジネスの各カテゴリ数から出品数を洗い出してみた
音楽カテゴリは全部で12カテゴリあるのですが、それぞれ案件数の数に開きがありました。
一番多いのは「作曲・編曲(アレンジ)」カテゴリで、ライバルが多いため、新規参入はかなりハードルが高いでしょう。一番少ないのは「楽譜・譜面作成」カテゴリなので、もし楽譜が書けるようであればライバルが少ないこのカテゴリから始めるのが良いかもしれません。
価格設定面では、ランク認定や取引実績に比例せず金額設定しているような方々が多いイメージでした。
最高価格設定している方々は、取引実績が少ない、または取引実績がない方が多かったので、価格設定は選択ミスをしないように日々調整をした方が良いかもしれません。
ツナグ的分析をすると、音楽の全カテゴリを見た中で初心者の方が一番参入しやすいのは「音楽・楽器レッスン・アドバイス」だと思います。
理由は他11ジャンルがBtoBビジネスでの出品が多いと思われる中で、「音楽・楽器レッスン・アドバイス」のみBtoCメインだと思われるためです。
需要面でも、コロナ禍で音楽教室に通っていた方々の一定数がオンラインに乗り換えているはずなので、ライバルも多いですが、他のカテゴリよりも回転が良いはずです!
受注が多い出品者とは逆に、受注が少ない出品者を分析してみました。
分析してみた結果は、「実績がない」「アイコンがしっかりしていない」「実績に対して価格が高い」でした。
新規出品する方は上記の3点を注意して出品するようにしましょう。
日々ネットが普及して個人が稼ぐ時代になってきました。
最初から収益化をするのは難しいかもしれませんが、日々続けていけば必ず収益化ができるようになります。
諦めずに個人で収益化ができるように取り組んでみましょう。